2014年 11月 30日
アスリートの凄味 |
http://www.nhk.or.jp/greattraverse/
NHKBSで、グレートトラバースという番組の第五話が終了し、五月から始まったこのシリーズが完結した。日本百名山を、屋久島からスタートして利尻島で終わる一筆書きのコースで、動力を原則として使わずに(要するに人力で)踏破するというプロジェクトだ。NHKオンディマンドで見れるし、きっと再放送されると思うので是非見ていただきたいと思う。壮大なロマンあり、アスリートの凄味あり、心の葛藤あり、リスクマネジメントとリスクテイクのバランスあり。そして何よりも、達成した田中陽希さんと支えたスタッフのチームワークの素晴らしさを実感できた(以下の日本地図、クリックしていただければ大きくなります)。
海はなんとカヤックで渡る。津軽海峡は三時間半で渡った。それも凄いが、10月末の利尻水道25kmを風速25km/h、3mの荒波の中何度も海に放り出されながら、独力で渡り切ったときの表情が印象的だ。
そして何よりも、100座目の達成残り1kmで、強風のリスクを勘案して一旦撤退した勇気。小説のようだが、実際に雪雲が迫りくるなか時間とのギリギリの勝負に勝ち切ったのが見事だった。成功への意思が強いところに、天は味方するのだろう。
昨日、銀行時代のF先輩が主宰する「愉快の会」なる不思議な交流会(私自身は三回目の参加)で伺った話の一つにこのグレートトラバースと共通点を見出した。会の参加者は多士済々、夫々のお話が興味深かったが、「成功への意思」という観点で、自然エネルギーの会社を軌道に乗せた方のストーリーが印象に残った。シナリオ通りにはいかないのが世の常だが、やはり軸となるシナリオと修正シナリオへの対応力、そしてやり遂げる意思があれば、道は開ける。
飛び立とう高く 絆共にして 明日を照らす道広げ 放て君よ今
これは小笠原道大(みちひろ)選手のジャイアンツ時代の応援歌だ。何か、ここにも共通点があった。野球ネタに繋げるのにちょっと無理があったかな(笑)。
11月もそろそろ終わり、各チームも納会を終え、12月1月という契約上のオフの期間を迎える。そんな中、よみうりランドのジャイアンツ球場で定期的にトレーニングを続けるベテランがいる。そう、鈴木尚広だ。
セントラルリーグのMVPは下馬評通り菅野投手が受賞したが、スポーツ報知の読者投票ではこの尚広がMVP。シーズン中に何度も見せた「神・走塁」。シーズン中数度あるかないかという場面のために、自らの肉体を追い詰める。ここにも凄味を見せるアスリートがいる。このサインは宝物だ。
NHKBSで、グレートトラバースという番組の第五話が終了し、五月から始まったこのシリーズが完結した。日本百名山を、屋久島からスタートして利尻島で終わる一筆書きのコースで、動力を原則として使わずに(要するに人力で)踏破するというプロジェクトだ。NHKオンディマンドで見れるし、きっと再放送されると思うので是非見ていただきたいと思う。壮大なロマンあり、アスリートの凄味あり、心の葛藤あり、リスクマネジメントとリスクテイクのバランスあり。そして何よりも、達成した田中陽希さんと支えたスタッフのチームワークの素晴らしさを実感できた(以下の日本地図、クリックしていただければ大きくなります)。
そして何よりも、100座目の達成残り1kmで、強風のリスクを勘案して一旦撤退した勇気。小説のようだが、実際に雪雲が迫りくるなか時間とのギリギリの勝負に勝ち切ったのが見事だった。成功への意思が強いところに、天は味方するのだろう。
昨日、銀行時代のF先輩が主宰する「愉快の会」なる不思議な交流会(私自身は三回目の参加)で伺った話の一つにこのグレートトラバースと共通点を見出した。会の参加者は多士済々、夫々のお話が興味深かったが、「成功への意思」という観点で、自然エネルギーの会社を軌道に乗せた方のストーリーが印象に残った。シナリオ通りにはいかないのが世の常だが、やはり軸となるシナリオと修正シナリオへの対応力、そしてやり遂げる意思があれば、道は開ける。
飛び立とう高く 絆共にして 明日を照らす道広げ 放て君よ今
これは小笠原道大(みちひろ)選手のジャイアンツ時代の応援歌だ。何か、ここにも共通点があった。野球ネタに繋げるのにちょっと無理があったかな(笑)。
11月もそろそろ終わり、各チームも納会を終え、12月1月という契約上のオフの期間を迎える。そんな中、よみうりランドのジャイアンツ球場で定期的にトレーニングを続けるベテランがいる。そう、鈴木尚広だ。
by bayshore2803
| 2014-11-30 00:10